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星ヶ丘の住まい
リノベーション
時代をつなぐリノベーションのかたち
年月を経て老朽化が進んではいましたが、この時代だからこそ生まれ得た建築の姿を大切にしたいと考え、保存と継続を前提にした改修計画としました。
昭和38年に建てられた、鉄筋コンクリート造と木造が組み合わさった建物のリノベーションです。
建物には、当時の建築設計者の思想や試みがいくつも見て取れ、特にコンクリートの本体から木造が増築された様子は、まるで建物が生き物のように成長したかのような印象を与えます。（メタボリズム建築と言われていたりします。）
1階
間取りや構成には極力手を加えず、設備や仕上げ、断熱性能といった基本的な部分を中心にアップデートすることで、暮らしやすさと快適さを整えています。
設計のスタンスとしては、当時の意匠に寄り添い、あえて一歩引くように。
そうすることで、この建物が持つ静かな存在感や、時代を超えて続く美しさをこれからも守っていければと思っています。
星ヶ丘の住まい
2階
外部マテリアル
星ヶ丘の住まい
所在地 : 愛知県名古屋市千種区
用途地域 : 近隣商業地域
階数 : ２階建て
構造 : 鉄筋コンクリート造、木造
敷地面積 : 458.78㎡
建築面積 : 129.04㎡
延床面積 : 124.54㎡
性能面 : 耐久性維持、断熱性能 向上
設計期間 : 2017年10月～2024年6月
工事期間 : 2023年6月～2024年12月
施工会社 : 株式会社浅井工務店
植栽 : 既存樹木の整理
撮影者 : 野崎 亮一
Detail
1/1
Material
室内マテリアル
Equipment
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